機械作りへの取り組み

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長谷川機械製作所は、1928年豊島区巣鴨にて創業。「4尺米式旋盤」の製造から始め、現在では小型・超小型に特化した精密工作機械を多数製造している数少ないメーカとして、機械作りへのこだわりをご紹介します。

小型化へのこだわり

小型化へのこだわり当社はNC旋盤、マシニングセンタなどの開発・製造はもちろん、標準機のカスタマイズも行っています。とくに『小物部品の加工には小型機を用いるほうが好ましい』という設計思想のもと、顧客の要望に合わせた機械作りに取り組む姿勢とその製品は各方面から高い評価を頂いています。
なぜ私たちが小型化にこだわるのか、それは稼動効率やエネルギー消費の面から考えても、小さいものを加工するには小さい機械の方が明らかに優れていると考えるからです。中小の部品加工メーカから大手の電機・自動車部品メーカまで、当社の納入先が幅広いことからも高いニーズがあることは確かでしょう。

潜在需要に賭け、小型旋盤の製造を決意

―小型化を熱心に開発するようになったきっかけは、あるIT関連企業からいただいたご要望でした。

「300x300mmのNC旋盤は作れないだろうか?」

こう相談されたとき、当時開発目標に掲げていた間口サイズは700mm。この提案をいただいたときに誰もがあきらめかけていました。仮に可能だとしても大型機主流の中、売れる見込みもありませんでした。しかし、小型機に対する潜在需要を信じ、製品化に向け取り組むことを決断しました。
完成した超小型NC旋盤P15は、0.1μmという高精度ながら、間口は550mmというコンパクトサイズ。それまでどんなに小型のものでも1,500mm程度はあった横幅が、この製品の開発により約1/3にまで縮まったのです。

―数は少なくても必要とする顧客に使ってもらえば、それでいい

その想いは、2000年10月に開催されたJIMTOF(日本国際工作機械見本市)で大きな実を結びました。展示したP15の前に大勢の人が押し寄せたのです。予想外だったのは、それまで納入実績がなかった自動車業界からの反響が最も大きかったこと。以後、さらに横幅を狭めたNC旋盤P12も加わり、小型機械が当社の売上げの半分以上を占めるようになったのです。

基礎がいきる伝統の職人技、きさげ作業 (一削入魂)

基礎がいきる伝統の職人技、きさげ作業基礎がいきる伝統の職人技、きさげ作業

―私たちがどんな難題でもお受けしようと心がけている理由は、お客様と私たちメーカの双方に大きなメリットがあるからです。

例えば、きさげ作業は経験がそのまま反映される職人技の一つです。機械で作ったものはどうしても1μmの誤差が生じますが、作業者自身が刃先を整えた専用の工具を用いて丹念に金属表面を手で削ることにより、機械以上の精度を得られるため、当社では製造における最終段階で必ずこの作業を実施しています。勘所や細かな調整が必要な部分はベテランが丁寧に指導し、次世代へその技術をしっかり継承します。基礎がわからなければ機械はできません。きさげ作業などの基礎をしっかり身につけることで、作業者のスキル向上につながるだけでなく、結果としてより高い次元の要求精度にこたえることが可能になります。

基礎がいきる伝統の職人技、きさげ作業「何事も中途半端ではだめだ。徹底したこだわりを持ち続けたい」
このような長谷川機械製作所の信念は、小型化とカスタマイズに対する深いこだわりとして、若い技術者と製品に受け継がれていきます。

【当社の機械づくりの取り組み紹介記事】
日経ものづくり2007年5月号(870kB) 日経ものづくり

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